ナイショの恋を保存中!~クールな彼の恋人宣言~
それから2日後、早朝に会社に出社したときのことだった。

まだ誰もいないオフィスに内線電話がなる。

受話器を持つ手に力が入り、声が震えた。


「わかりました。伺います」


エレベーターで目指すは最上階。

通常、役員や秘書の人間しか足を踏み入れることのないフロアー。

社長秘書に声をかけると秘書は社長室に連絡をする。


「谷本さんがいらっしゃいました」


秘書はそう言うと、次にわたしに視線を向けてどうぞお入り下さいと言った。
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