ナイショの恋を保存中!~クールな彼の恋人宣言~
「誰の?」

「西倉さんです」

「あいつは?」

「夕方前に外出したっきりです。今日は直帰ですかね」

「僕は聞いてないけどな」



不服そうな顔をして自分のデスクにつくとパソコンを再起動させているみたいだった。

直帰することはきっと部長か係長あたりに言ってあるのかもしれない。

世良課長は午後はずっと外出していたからヒロくんはきっと報告できなかったんだ。


図面チェックが終わり、データを上書き保存したCD-RWと一緒にヒロくんのデスクの上に置いた。

時刻は8時にさしかかる頃だった。
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