男のなかのオトコ



想は布団を片付けたあと台所に向かった。

「想、どうしたんだ?」

「…みんなの朝ご飯作った」

「まじか!材料足りたか?」

「…昨日の山菜が少し残ってた…けどもう昼飯の材料がない」

「了解!またみんなでとりに行くぞ!」

想は静かに頷いた。

そしてあっという間に朝ご飯がテーブルに並んだ。

「あいかわらずすげーな想は(笑)今度料理教えてくれ!」

想は少し笑い頷いてくれた。

「んじゃみんな呼んでくるな!」

想は本当にいいやつだなぁ。
私は上機嫌で2人を呼びにいった

「お~い、2人ともご飯できたよ~」

「「は~い」」



「今日は朝からすげーな」

「ほんとだね(笑)」

想が作った料理を目の前に2人も上機嫌になった。








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