ヤンキー少女は恋をする!?①
「でも・・・・・有名ってなんの有名ですか?」


「あれ?あなたヤンキーで有名な羽並茹月ちゃんでしょ~?
実を言うとあたしもヤンキーなの。でもなぜかスカウトされちゃってねぇ~♪
別モデルやる気はなかったのになぁ・・・・・・。あ、話長くなっちゃったね。
渡すのお願いね」


「はい!任せてください」


椎菜さんに背を向け、走り出す。


まさか・・・・・あの有名な榊原椎菜さんに会えるとは・・・・・


そうぞうもしてなかったなぁ・・・・・・


でも、これからメールできるんだよな?


なんかテンションあがってくる~♪


それを木の陰で見ている人物が・・・・・・


「あの子があたしと同姓同名で超そっくりな羽並茹月ね・・・・・・。
ヤンキーねぇ・・・・・。フフッ♪
じゃあ、あの今日出会ったばかりの榊原椎菜を
おとりにするか♪」


この、天の神が計画をなにやら企んでいたのに。


茹月は1つも気づくことはなかった。


陰陽師でもあるのに・・・・・・。
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