【短編】俺様彼氏
それに!!よく考えたら、
優真とキスするなんて初めてだよ!!
あたしは、こんな激しいキスも初めてで…
息の仕方も、よくわかんない一。
頭もフワフワしてきて
立ってられない…っ
あたしが倒れそうになると同時に
優真が唇を離した。
あたしは、そのまま
床にへたりこんだ。
「……あいつ、お前の何?」
「はぁ…はぁ…ぁ…い…つ…?」
あたしは、息を整えながら
優真を見上げる。
「多田くん…だっけ?」