【短編】俺様彼氏



そう言い終わったあとに
あたしの腕を引っ張って
優真の胸の中に収められた。


「何で、お前はそんな無意識なわけ?」


「えっ?」


「お前、これから男見上げるの禁止」


「え…えっ?!」


あたしは、訳がわからず
優真の腕の中で戸惑った。


「優真は…あたしの彼氏だよね?」


あたしは、今まで不安だったことを
聞いてみた。


「少なくとも、お前は俺の彼女だけど?」



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