ここからまた
【3】
あの偶然の接触があってから、一度も会うことはなかった。


でも、相変わらず木曜日にはあの瞳を向けている。



なんであんな目でこっちを見てるんだろうか。

以前よりも増して、彼女の視線が気になってしょうがない。


(ああいう顔より、笑ってるほうが似合ってるよなぁ……)


なんて、心の中で呟きながら、じっと彼女を見つめていた。



いつもはちらっと見るだけだったが、今日は彼女の笑顔が見たくて、見すぎた。





笑え笑え、なんて俺の思いを届かせるように。






「けーーーーーいっ!!!」



バチっ!!




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