愛玩~夢幻の秘密~

「怖い…冷たいし。」


イチゴは別だけど。


初めて会った時から。


その目、そのオーラが。


全てを凍りつくすみたいに冷たいよ。


「なあ…。」


グッと抱き寄せたカラダ。


「な…なに?」


自然と体に力が入る。


「郁人とのこと、見逃してやっているだろ?」


耳元でささやくような冷たい声。


ゾクッと体中を電流のような震えが走る。


「そ…れって…。」


声まで震えてる。


「壊すのは容易(たやす)いことだ。壊されるか?自分の手で壊すか?…従順な人形になっていれば小さな事には目をつむってやる。」


もしかして…

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