愛玩~夢幻の秘密~

「あの…実はまだ正式に発表はできる段階ではないのですが…。」


そう、鷹都が前置きをした。


でしょうね。


あたし…本当の妹じゃないもんね。


「正式な発表とは?」


男の人が不思議そうに聞いた。


「まあ、今日はこういう席ですし、親族になるのですからお話ししたいと思います。」

「ほう、どんな話ですかな?」


「年齢的な問題で妹となっているのですが…。」


ほら…


実は憎い母親にそっくりな赤の他人の復讐相手の人形です。


って言うつもり?


「妹さんではないの?」


この声は郁人の結婚相手。


不思議そうな顔をしてるのは、声のトーンで分かる。

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