愛玩~夢幻の秘密~
「…やられたな。」
返ってきた言葉はそれだけ。
フッと柚夢の顔を見ると真っ青になってる。
「どういうこと?」
「お前、神楽社長の奥さんのイトコって、もう書類の手続きされてるぞ。」
耳元でつぶやいた。
「だから…どいうこと?」
意味が分からない。
それって、重大なことなの?
「いいか?神楽グループは、うちの神乃木家と昔から繋がりがあって、神乃木グループと並ぶ世界有数の企業だ。その社長の奥さんのイトコって公的に手続きされちゃったってこと。」
内緒話なのに。
声は小さくても、力が入ってる。