愛玩~夢幻の秘密~
テーブルの上には、朝食が用意されてて。
久しぶりにテーブルに座った。
「鷹都様が…。」
そう言って、お手伝いさんが目の前に用意してくれたのは。
ミルク粥だった。
「あ…うん。」
なんか、今日は食べられるかな?
スプーンを手に取ると。
ゆっくりとミルク粥を口に運んだ。
ほんのりチーズの香りが口の中に広がる。
「あったかい…。」
ホンワカした気持ちになる。
だけど。
2口目は口の中に運べなかった。
体が拒否して。
自然とスプーンをテーブルに置いた。
「胃が慣れていないんですね。食べられなければと…鷹都様が。」
お手伝いさんが、コトッとテーブルの上に置いた小さなお皿。