ハチミツ×シュガー



「あ…」


 なんて言えばいいのかな…。



「別に、何の用もなかったの」


 うん、これがしっくりくるかな。



「何の用も無いって、そんな事」


 真弓が納得出来ない顔をした、その時……





「おお〜〜、彼方!

 今日は朝からかぁ〜?」



 ――瞬間。



 私の心臓が、騒ぎ出す。





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