男の子嫌い克服中
誰か助けて…っ!
ー何かあれば俺が守ってやるからー
佐原君っ…!
「佐原君!!」
バンッ
勢いよく開く扉。
見るとそこには佐原君がいた。
「お前よくもっ!!」
がっ
鈍い音が聞こえる。
根元君が床に倒れ込んでいる。
「大丈夫かっ!!!」
「瑠璃!!!」
ぎゅっと碧ちゃんが抱きしめてくれた。
2人の顔をみると涙が溢れ出してきた。
「あおちゃ…ん…っ……
さっ……はら…くん」
「ごめんね。もう、大丈夫だから。」
優しく背中をさすってくれた。
「晶、瑠璃を安全な所に。
こいつ、ボコボコにしないと気が済まない」
「瑠璃ちゃん、立てる?」
「ちょっと、あんた。私のかわいい友達をいじめた罪重いわよ。」
関節をならしながら根元君に近づいている碧ちゃん。
「碧って確か、空手部だっけ…?」
ドアから中に入り、
やっと安心が出来た。
気が抜けそのまま座り込んでしまった。
「ごめん。もっと早く来ていれば、こんな怖い思いせずにすんだのに…っ」
壁に拳を叩きつける。
そんなことない…そんなことないよ
涙でうまく口が動かない。
頭を何度も横に振る。
「俺が行くなって言っていれば…。
泣くなよ。」
頭をなでてくれる。
「助けに来てくれて、
ー何かあれば俺が守ってやるからー
佐原君っ…!
「佐原君!!」
バンッ
勢いよく開く扉。
見るとそこには佐原君がいた。
「お前よくもっ!!」
がっ
鈍い音が聞こえる。
根元君が床に倒れ込んでいる。
「大丈夫かっ!!!」
「瑠璃!!!」
ぎゅっと碧ちゃんが抱きしめてくれた。
2人の顔をみると涙が溢れ出してきた。
「あおちゃ…ん…っ……
さっ……はら…くん」
「ごめんね。もう、大丈夫だから。」
優しく背中をさすってくれた。
「晶、瑠璃を安全な所に。
こいつ、ボコボコにしないと気が済まない」
「瑠璃ちゃん、立てる?」
「ちょっと、あんた。私のかわいい友達をいじめた罪重いわよ。」
関節をならしながら根元君に近づいている碧ちゃん。
「碧って確か、空手部だっけ…?」
ドアから中に入り、
やっと安心が出来た。
気が抜けそのまま座り込んでしまった。
「ごめん。もっと早く来ていれば、こんな怖い思いせずにすんだのに…っ」
壁に拳を叩きつける。
そんなことない…そんなことないよ
涙でうまく口が動かない。
頭を何度も横に振る。
「俺が行くなって言っていれば…。
泣くなよ。」
頭をなでてくれる。
「助けに来てくれて、