社長の彼とあたしの恋愛


「ありがと」


「あ、それと亜美。オレ、しばらく帰れないから」


「えっ!?出張があるの?」


「いや、そうじゃないんだけど」


よそよそしい感じで、洸輝はあたしから目をそらす。


「戸締まりだけは、しっかりしろよ?」


そう言うと、洸輝はさっさと出て行った。


「何?どういう事…?」




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