君と怪我と
 




試合から抜けた、椿が謝りに来た



「ほんとーに、すみません」

「うん…」

「…泣いてる?」

「へっ?いや、別にっ」

「…すみません」

「いいって。じゃ「靭帯伸ばしたら
バスケ出来ないんすよ?
許していいんすか?俺ならぜってぇ許せね…」

「…っ……」

「すみません。許さないで下さい。」

「……」





泣かさんでよ




馬鹿野郎





ファウル野郎…






 
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