レンアイ 韓国年下男の子
「あの、名前。」

「あ、そうですね。カンといいます。カン ジョンフン。」

「え、日本人じゃないの?」

「はい。でも今、日本で仕事してます。」

「私は、」

「南さんですね。ユリさん。」

「ええ。」

「すごいな。名刺持ってるなんて。」

「そんな、ぜんぜんですよ。」

「僕は、まだ勉強中みたいなもんだから・・・」

「何なさってるの?」

「映像関係」

「でも、こんな田舎に・・・」

「はい、先輩の家があるから。」

「じゃあ、お仕事は?」

「東京が多いんだけど、いろいろ・・・」

「そうなんだ。」

なんか、信じられない。こんな風にしゃべってるの。

カン君は、私のことどう思ってるのかな?

や、まだそんなこと考えるの早いか。
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