レンアイ 韓国年下男の子
待ち合わせの場所もよくわからなくて、

なんとなく、メインステージのようなところへ

行ってみた。

「ユリさん!」

振り返ると、

「ジョンフン。ジョンフンだよね。」

「よく来てくれたね。」

うわーん。と言って駆け寄りたかった。

けど、ジョンフンは、まわりの人たちと同じ、軍人なんだ。

短く刈り込んだ頭。

みんなと同じ、ジャージ。

言葉にできない分、涙があふれてきた。

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