レンアイ 韓国年下男の子
失礼します。なんて言わないでおこう。

無言で腰をかける。

窓側なら景色を見たりもするが、

通路側なので目を閉じてうつらうつらしていた。

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隣の男の子が立ち上がった。

着いたかな。

いや、まだ次だ。

とその子のポケットから、

切符が落ちた。

本人、気づく様子もない。

出口に向かって、ずんずん歩いていく。


「あ。」
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