レンアイ 韓国年下男の子
タカオは、車の運転が上手だ。

今日も、迎えに来てくれた。

「久しぶり。」

「会うのは久しぶりね。」

「ユリ、どっか行きたい?」

「いきなり何?いつもは、勝手に連れてったたくせに。」

「ああ。そういうの、ユリ、嫌いだったかな、と思って。」

「そう。そう思った?」

「うん。しばらくしてからだけど。」

「タカオらしくないね。」

「そうか?」

「で、なんでまた、私なのよ。」

「へへ。」

「彼女にすぐ、ふられたとか?」

「あたり!」

「ばっかじゃない?」

< 86 / 221 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop