子猫が初恋提供します。




逢いたい



逢いたい



目を閉じるとやっと手に入れた俺の可愛いにゃあが映る。



でも、妄想だけじゃもー足りない。



笑ってる可愛い顔に手を伸ばして、触りたい。



触れて、ちゅうして、…ぎゅうしたい。



…やっと彼女になったのに、もっと余裕なくなるってなんだ…俺は。








だって、



しょーがねーじゃん。



俺、マジで余裕ない。



今までこんなこと思ったことない。










何かが、…誰かが、










俺の頭の中をいっぱいにしたことなんて…なかったから。










感情のコントロールがわかんねぇんだもん。









< 105 / 256 >

この作品をシェア

pagetop