子猫が初恋提供します。




「………っ!」



そんなにじっと見ないでよ!!



あたし男の子に免疫ないんだから!!



クラクラで鼻血でも吹いちゃったらどうしてくれんのよ…!!?



なんて、アホなことばっかり考えていたら








「……俺の病名がわかりました。」



「……!?」



いかにもよくわからん自分タイミングで、イケメン様が口を開いた。



「やっぱ病気だったの!?病院行ったのっ!?」



介抱?した手前、そこは気になるわけでして……。



思わず身体を乗り出した。



「友達に聞いた。」



「………。」



いや、病名をか……?



「あんたの友達医者いんの!?」



当然そう思いますよね?



「……??医者じゃなくて俺の友達はタラシ。」



「…タラシが病名わかんすか…?」







どうしよう……。









いよいよ混乱してきたぞ………。








< 32 / 256 >

この作品をシェア

pagetop