子猫が初恋提供します。




言えばまた怒るだろーしな。



でも、まぁ



「からかってないよ?……ほんとにしたい。」



「……!!!」



…言うけど。



このくらいは大目にみてほしい。



だいたい、正直に言えば



「膝の上に乗せてめちゃくちゃに可愛がりたいのに。」



思う存分ちゅうして可愛がりたい……。



「うわぁぁ~~っ!!何言うのーーーっ!?」



言えばさらに赤くなって、俺の口を小さな両手で必死にふさごうとする。



「心の中の…本音…?」



「思っきし声に出して言ってるよ……っ!?」










あーあ……。



マジ、つれない猫……。



ちゅうしたいし、触りたいし、にゃあとえっちしたいし……。










「どーしたらおまえ、俺のモノになってくれるの?」



「~~~!!?」










俺は早く子猫が欲しい。



ガマンなんか大キライ。








でも、もうしばらくガマンしてやるから…









「とっとと惚れろ……好きだよ…?」



「……!!」









真っ赤な泣きそうな顔でうるうるの上目遣いはヤバイだろー…。



「……マジ…早くめちゃくちゃ可愛がりたい~…。」



「よっ…夜のばかぁーーーっ!!!」










バカになるくらい、……好きなんだよ。









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