背後の彼
30分程で別室のドアが開き

同僚と占い師が出て来た。


同僚が受付で料金を支払うのを待っていると
占い師が

「あの、お連れの方……」

と、声を掛けて来た。

「え?あ、私は違うんです。
予約もしてませんし」

「いえ、占いではないんだけど
ちょっとお話ししたい事が。
すぐ済みますから
どうぞ奥の部屋へ……」
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