河童のお皿(・ゑ・)。
飛びこもう足を踏
みだして、切り立
った崖に、尻ごみ
する。岩にぶちあ
たったら、そこで
死亡だ。格好悪い
が、岩のくぼみに
足をかけながら、
おりれる所までお
りていく。平らに
広がった岩から川
を覗きこむ。邪魔
になる岩はない。
ここからなら大丈
夫そうだ。膝を曲
げ、びょーんと足
場を蹴った。冬眠
に入った蛇も叩き
起こすような悲鳴
をほとばしらせ、
彼女は冷たい水の
下へと消えた。