春風~HARUKAZE~

彼女

「…長倉クンッ。」

「あ…おはよ。」





いつもと違うのは、僕と佐々木が恋人同士だってこと…。





誰かと付き合うのは、ハルカを入れて二回目…。

初めてのようなものだ。





どうしたらいいのかわからない…。





そんなことを考えながら、放課後になっていた。





「長倉、帰ろーぜ。」

「あぁ。でも八神は??」

「今日は友達と帰るんだってさ。だから、暇なお前と帰ってやろーかなぁと。」

「なんだよ、暇って。」

「本当のことだろ??」





うッ…まぁ確かに…。





「ダメよ。」





急に、藍が入ってきた。
< 45 / 130 >

この作品をシェア

pagetop