罪線
そう言いながら、アタシの膝に手を当て、それが段々と上に向かう。

ホント、勘弁して欲しい。

「もう、やめて下さいよぉ」

笑いながら言ってるけど、心の中ではうんざり。

正直、死んで欲しいとすら思える。



死んで欲しい……。



そうよ……



死んじゃえばいいんだわ……



こんな奴。



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