冷たい彼は芸能人!!
「・・・だって、さっきまで俊に迷惑かけちゃったし、俊も疲れてるでしょ?」
そういうと俊から溜息がでた。
「そういうことじゃなくて、お前が風邪引くだろ、それに華だって疲れてる癖に」
そういって俊はのそっとおきあがって俊がきてた大きいパーカーをあたしにかぶせた。
「ちょ、俊。俊が風ひいちゃうじゃん」
「俺は平気。長袖だし。」
そういってまた横になってからあたしをひっぱった。
自然と2人で横になる形になる。
なぜかあたしの首の後ろには俊の腕があってそのまま体勢を変えることもできずに俊の方をむきながらねた。
もちろん俊の顔なんかみれない。
多分みたら暗闇でもわかるくらいに真っ赤になる。
横になるとすぐに俊から寝息がきこえてきた。
あたしはそれをみはからって俊の大きなパーカーを俊にあたしにかけた。
携帯をだして時間を確認するともう3時。
結構とじこめられてたんだ。
そのまま5時にアラームを設定して温かいものを求めるように俊にだきついてねむった。