冷たい彼は芸能人!!


「ん。じゃぁ明日からのスケジュール教えて。その合間に教えるから」


あ、そうだよね


「えっと、・・・・・・」


「じゃ、明日から毎日、夜な。9時くらいにお前の部屋行くから。」


そういったっきりあたしのへんじも聞かずに電話を切った俊。


変なの


なにがしたかったのかな?


そう思いながらボーっと携帯を眺めてると時計をみてはっとした。


もう、11時。


あしたは6時からいろいろと社長との話があるから早く寝なきゃいけないのに。


急いでデスクの電気をけして部屋の戸締りをしてから眠りについた。


次の日。


仕事も順調に終わらせて今は9時30分前。


要するに8時半。


で、夕飯を食べてるわけなんだけど・・・


この後、俊がくるんだ。


どうしよう~


とりあえず意識をしすぎないようにして俊を待つこと30分。


ピーンポーン


あ、俊だ。


「は~い」


「あけろ」


・・・


そんなこと言われなくても開けますよ~


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