だれよりもキミを〜グラウンドでプロポーズ!?〜


「…おい
まだかよ!?」


あたしが髪の毛をセットするのにイライラしているらしい


「まだまだ!!

先行けばいいじゃん」


「おまえが早く起きればいいだけだろうが


別におまえが髪の毛頑張っても誰も見ねーよ!!

無駄じゃね?


おまえがどんなに頑張ってもかわいくなんねーから(笑)

元があれだしな?
ちびだし

あはは!!」


なんかひとりで爆笑してる廉

はあぁぁぁ?
なにこいつ?

「…ひどっ

チビだのぶすだの生まれつきなんだからしょうがないでしょ?」

だから少しでもよく見せようと頑張ってんのよ!!

むかつくー

けっこう傷ついた


「まぁそうゆうことだからがんばっても無駄だ

早く行くぞ」


「…はーい


いってきますー」


ってか
朝練あるならあたしなんかおいて一人で行けばいいのに

まぁ起きれないあたしにしたらうれしいことなんだけど






< 3 / 235 >

この作品をシェア

pagetop