―私がアナタを好きな理由―



杏奈は、私トイレー何て言って白々しく私達から離れた。




「篠崎君こそどうしたの?」




篠崎君が話し掛けてくれた事は嬉しかった。
でも、何だかモヤモヤしちゃってる私は嫌味みたいに問い掛けた。




「いえ…あの2人が最近うるさいです」



「……………」



「あの2人から話し掛けてくるようになって、キミがオカシイ。」




それは心配してくれてるの?
わざわざ、椅子まで持ってきて…





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