初雪メモリー[BL]
《え、彩十さんかなり長の事心配していたのですか? 流石奥さんですね!》

「哉……今日は海理様の誕生日だって、お前も知っているだろう?」

《なるほど、そういえば長の誕生日でしたね! それで一緒にいてくれない事に落ち込まれていたのですね!
人間は誕生日の時、大切な人と過ごさなければ気が済まない、と聞いた事があります!》


目を輝かせながら言う哉に“その間違った知識を何とかしてほしい”と言う気もなかった。

今は海理がもうすぐ帰って来ると言う喜びでいっぱいだったのだから。





どれくらい待っただろうか。もしかしたらそんなに待っていないのかもしれない。

海理がそこら中に雪を付けて帰って来たのは。それは時間は日付が変わる二時間位前かもしれない頃だった。

当の海理はそんなのどうでも良い様子で。雪達三人の“風邪をひくから”と言う言葉に従い、そのまま風呂へ。
< 13 / 18 >

この作品をシェア

pagetop