初雪メモリー[BL]
そんな俺の無常な叫びも無視され。
暖もない冷えた部屋の中。雪はまだ降るやまぬ夜。
変な道具と薬を使われたせいか、朝になるまでその後の記憶は殆どない。
身体がまた動けない位にいたかったから、夢ではない事は確かだ。
あの海理の小さな笑みに少しでもときめいた俺が馬鹿みたいと思いつつも、
翌朝から早速首巻と手袋を使っている海理を見て、悔しい事にまた妙に嬉しくなる俺がいた。
しかし最初の雪が降る度に一喜一憂しなければならないようだ。
毎年こんな事をされてしまうのか、と。
布団の中で雪と月花に久々に介抱されつつそんな事を思う初雪翌日であった。
暖もない冷えた部屋の中。雪はまだ降るやまぬ夜。
変な道具と薬を使われたせいか、朝になるまでその後の記憶は殆どない。
身体がまた動けない位にいたかったから、夢ではない事は確かだ。
あの海理の小さな笑みに少しでもときめいた俺が馬鹿みたいと思いつつも、
翌朝から早速首巻と手袋を使っている海理を見て、悔しい事にまた妙に嬉しくなる俺がいた。
しかし最初の雪が降る度に一喜一憂しなければならないようだ。
毎年こんな事をされてしまうのか、と。
布団の中で雪と月花に久々に介抱されつつそんな事を思う初雪翌日であった。


