君との関係は幼馴染

「ふ~ん。冬夜か・・・まぁいいわ頑張ってね~」
何をだよ・・・
龍はニヤニヤしてるし。

「ねーちゃんがとうとう冬夜さんのね~」

冬夜、冬夜うるさいなー!!
冬夜は中学のとき私の家の近くに引っ越してきた。

もともと家どうしが近く親も仲の良い私と美琴、そして滝人。
ある意味当然のように私たちは
仲良くなった。

「冬夜さんも見る目ないよね~。こんなのを彼女に・・・なんて」
「一番私が驚いてるっつーの」

いつから冬夜は私の事を・・・
今思えば冬夜には知らなかったとはいえヒドイことしたな~

滝人のことをいろいろ相談したし。
酷だったな。

「龍まだ夏奈の部屋にいるの?明日も早いんだからもう寝なさ―い」
「わかったよ。また今度冬夜さんとのこと教えてね。夏奈ねーちゃん」

誰が教えるか。

「私も寝ようかな。」

疲れていた私はすぐに眠りについた。
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