俺様王子の初恋








それからしばらくの間
ずっとその体制でいたけど





「 ・・・んっ 」






モソモソと動き出した彼は
私の首筋に舌を這わせて、
チクリ、と刺すような痛みが
走った。














「 放課後、教室行く 」






それだけ言うと、再度彼は
首筋に顔を埋めて動かなくなった。







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