俺様王子の初恋











「 た、いが・・・先輩ッ・・・ 」







一歩でもいい、近づきたかった。
堂々と貴方の隣に立てるような
木崎さんのような女の子になりたかった。
















──────────地味な自分が、憎い。










泣き疲れた私は、そのまま
深い眠りに落ちた・・─────────







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