俺様王子の初恋





優勝者同士のキス。
人前、泰雅先輩、佐野くん。





グルグルと考えても
私の頭の中に答えはない。
分かっていても勝手に
頭は働いてしまう。






フラつく私を支えながら
彼はある人を見つけた。









「 ・・・おい、美夏 」


「 一条先生、でしょ? 」






”美夏”






私と彼の視線の先には
一条先生がいた。










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