俺様王子の初恋




「 あの・・ 」


「 決まりね! 」


「 え? 」




書類に目をおとしていた私が
顔を上げる頃には、先生は
黒板に私の名前を書いていて、




「 委員の仕事もがんばってね! 」




他人事だと思っているクラスの
連中は大笑いしているけど、
私がメイドになることでこのクラスの
評判が落ちることは間違いない。




眉間にシワが寄るのを感じながら
”ざまーみろ”って心の中で
叫んでやった。




それからは教室をどう飾るかとか
メイド服はどうするかとか
再度、興味のない話が始まって
私はまた外に目を向けていた。







──────ガラッ





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