俺様王子の初恋
「 先輩っ・・・どこに・・ 」
「 写真部の部室 」
「 写真部? 」
写真部があったことすら
知らなかった私は黙って
先輩についていった。
階段を上がって、廊下を
突き進んで、3年生の先輩の
視線を浴びながら、先輩は
写真部の部室の前で立ち止まった。
──────────ドカッ・・
「 学園祭の写真見せて 」
「 な、なん・・・!! 」
「 いいから見せろ 」
驚きを隠せない部員の前に
ズイッと出て行って、机に
並んでいた写真を一枚ずつ
見ていく先輩を、私は隣で
呆然と見ていた。