俺様王子の初恋
コツ、と響くのは、先生の
靴の音だけで、近づいて
来ているのは分かった。
───────────ドサッ・・
「 ・・・ッや! 」
肩を押されて、ベッドに倒れると
先生は上に跨って、制服のボタンを
人差し指で全て開け放った。
「 これ、キスマークだよね? 」
胸元についた、赤いシルシを
指でなぞって、
「 泰雅とずっと一緒なんて、
考えてないわよね?葵ちゃん 」
先生の顔から、笑顔が消えた。