his voice.
Prologue.



この優しい声を
知ってるのは
私だけであります様に。

そんなこと
夢の中じゃないと
有り得ないのに。


ねぇ?

我が儘言わないから、
迷惑かけないから、

“さよなら”

なんて言わないで。




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