名前の無い物語









「何だよ、話って。」



ある高校の屋上
そこで、海は寧々音に呼ばれていた



「お前が話あるって…俺心辺り何もないんだけど。」



つい数時間前に長老会のメンバーだと知り
まぁ柚歌の友達なんだろうと思い


てか…それしか知らない




「…君は吉野君についてどれだけ知ってる?」



「吉野?」海は首を傾げた




「彼の心が壊れてる事は?」



その言葉に
海の表情は変わった



「お前…知ってたのか。」



祐希達の世界で占い師に言われた事


吉野の心は…ズタズタに壊れている



「それは本当だよ。吉野君の心は壊れてる。ある部分が欠落してるおかげでね。

でも、彼は本当の自分を取り戻し始めてる。」









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