暴君との100日LIFE(完)
それと同時にふんわりと温かな体温に包まれた。



それは尾田先輩の体温で・・・。



あたしから体を離し、真剣な顔で話を始めた。



「凛・・・一ついわなきゃならねぇーことがあるんだ。実は俺・・・暴走族なんだ。今7代目の総長をやっている。ここは見ての通り、たまり場だ。ここにいる奴らは凛に危害をくわえねぇから安心しろ。凛・・・こんな俺でもいいか?」




尾田先輩は心配そうに聞いてきた。




あたしはこの人についていくって決めたんだ。



だから迷わない。



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