男嫌い×女嫌い=❤
心希ちゃんは優しいからこんな私のそばにいてくれたの?

「私って・・め、目ざわり?私、どーすればいい??」

心希ちゃんは慌てて言った。

「ちがう!!響香のことが嫌いなわけじゃない・・・ただ、羨ましかった」

「ごめんなさい。私、心希ちゃんの気持ちに気付けなかった」

「あたしが強がってただけ」

すると足音が聞こえた。

そこにはあの男の子が立っていた。

「・・・翔平」
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