龍太郎一味のグダグダ会議
「藤原一門の流儀は、確か藤原式一刀流…だったな」

『確かそういう名だったと…凄い剣術ですよね。侍先生の夕城流と双璧をなしてます』

「それが何か?」

龍娘と小夜の会話に、アリスカが口を挟む。

しばしの黙考の後。

「ならばヤンブラコン兄のモデルとなった、藤堂 平助の流儀は?」

『確か…北辰一刀流だったと思います』

ここは生粋の日本人、小夜が龍娘の問いに答えた。

かの偉人、坂本 龍馬もおさめていたという幕末ではかなりの勢力を誇った流儀。

「北辰一刀流…か…」

龍娘は尚も考える。

< 65 / 1,165 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop