龍太郎一味のグダグダ会議
が。

「それは…どうでしょうね…」

七星の意見に異論を挟んだのは、意外にも龍太郎一味の良識派、小岩井だった。

「うむ、私も同感だ」

龍娘まで頷く。

「まだまだ武術武道が発展途上だった時代…先人達は荒行を課して己の肉体を鍛えたものだ。例えば、どうにかして素手で岩を砕けないか、どうにかして無手で熊や虎を倒せないか、そんな荒唐無稽な事を考えていたのだ。多くの常識ある者達は笑ったに違いない。『素手で岩が砕ける訳がないではないか』『人間が猛獣に無手で勝てる訳がないではないか』と…ちょうど、今の神楽やアリスカに呆れられる丹下のようにな」

< 673 / 1,165 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop