龍太郎一味のグダグダ会議
「ん、まぁ…雛菊がどこぞの乱暴者のせいで苦労しているのは知っているがな」

龍娘が腕を組む。

「雛菊がハレンチなのは、その当時の苦労の反動ではないのか?」

「つまり龍太郎が諸悪の根源って事ね?はい解決ぅ」

アリスカがジト目で睨みながら手を叩く。

「違ぇって!俺が雛菊に迷惑かけたのは認めるけど、それとハレンチは関係ねぇって!」

龍太郎必死の弁解。

「まさか丹下、貴様…」

龍娘がハッと息を呑む。

「中学時代の荒れていた頃に、実の姉である雛菊に乱暴を働いて、その反動でハレンチに…?」

『…………』

マイナス273.15度、絶対零度の視線を龍太郎に向ける小夜。

「いやいやいやいや!マジそうゆんじゃねって!」

龍太郎、ケダモノ扱い。

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