浮気彼氏に制裁を 〜悪魔と私の交換条件1【完】




保健室は特別棟にあるため渡り廊下を渡る。



もう冬かぁ…。



紅葉が終わり
木から葉が落ちて、どこか寂しい。


窓から見えるそんな景色に少し切なくなる。



無意識にカーディガンの袖をギュッと掴んだ。




その時…



「優……私、優が好き。好きなの!」



……は?


通り過ぎようとしていた理科室から、そんな声が聞こえて来た。


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