遠距離恋愛
3月17日――





今日で、ケータの出発まで後3日になった。





あたしは、ケータの部屋に来た。









「ケータ、留学の準備は大分終わった?」




大きな旅行鞄は、パックリ口を開けて待っている。




荷物はキッチリ詰められていて、真空パックされた洋服や、日用品等が押し込まれている。




「おー、とりあえずなぁ。ギターや機材やらは後から送ってもらうし。」


ケータは特に焦る事なく落ち着き払っている。




あたしだけかな?

胸がざわついてるの…


「ね、ケータ。もし…あっちで女友達出来たら、絶対教えてね。」


あたしは、不安に思ってる事を言った。


基本、あたしはケータに女友達は作ってほしくない。


だけど、さすがにアメリカに留学したら、女友達も出来てしまうだろう。

学校に通うわけだし、避ける事は無理だ。


だから、今回は「作らないで」とは言えなかった。

でも、絶対教えて欲しい。女友達に限らずだか、やっぱりケータのアメリカ生活の状況は把握したいし…
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