間違いだらけの殺人
その現実が、
全くショックじゃないと言えば
嘘になる。


でもそれよりも
私の好奇心の方に
火がついた。


私は気づかれないように
彼等のそばの席に座った。

話し声までは
聞こえなかったが、
かなり顔を近づけて
真剣な顔で
話している様子は
よくわかった。
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