間違いだらけの殺人
正樹は
そんな私の気持ちを
十分すぎる程
理解してくれていた。

私にとって、
正樹は
居心地の良い場所
だったに違いない。

あまりにも
居心地が良すぎて

その大切さに
気づかずにいた

のかもしれない。

私はずっと、
正樹に
甘えていたのだ。
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